19日に那覇市で開かれた米軍属事件に抗議し被害者を追悼する沖縄県民大会では、プログラムに載っていなかった被害者の父親のメッセージも朗読された。

県民大会で涙をこらえる女性

 大会当日まで開封しないよう言付けされていた手紙。「なぜ娘は殺されなければならなかったのか。次の被害者を出さないためにも全基地撤去、新基地建設断念は県民が一つになれば可能だ」。遺族の苦悩がつづられた言葉が会場を包んだ。

 全文は次の通り。

 ご来場の皆さまへ。米軍人・軍属による事件事故が多い中、私の娘も被害者の一人となりました。なぜ娘なのか。なぜ殺されなければならなかったのか。

 今まで被害に遭った遺族の思いも同じだと思います。被害者の無念は、計り知れない悲しみ、苦しみ、怒りとなっていくのです。

 それでも遺族は、安らかに成仏してくれることだけを願っているのです。次の被害者を出さないためにも全基地撤去。辺野古新基地建設に反対。県民が一つになれば可能だと思っています。県民、名護市民として強く願っています。ご来場の皆さまには、心より感謝申し上げます。

 平成28年6月19日、娘の父より