【名護】沖縄県が米軍キャンプ・シュワブ内隊舎の工事再開を前向きに検討する姿勢を示したことに、名護市辺野古の新基地建設に反対する市民からは批判や疑問の声が上がった。

 沖縄平和運動センターの山城博治議長は生コンのプラントを認めなかったことは評価するとした上で、「新基地建設のために兵舎を移す。埋め立てだけが新基地建設ではない」と強調。県の姿勢には納得できないとし、「現場にいる立場としては大きな疑問が残る」と不快感をあらわにした。

 うるま市の小橋川共行さん(73)は「政府はいつもこういうごまかしばかりで既成事実を積み重ねてきた」と話し「私たちは絶対に造らせない」と力を込めた。

 沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんは「生コンプラントは隊舎工事に使用するとの防衛局からの説明は納得がいかない」と指摘した。