【沖縄】子育てや介護、仕事などの悩み相談に応じる女性のための専用窓口「わたぼうし」が、市住吉の市社会福祉センターに開設されてから半年がたった。塾講師や保育士、福祉施設職員など職種もさまざまな女性相談員13人が月3日、各2時間、交代で電話や来所相談に無料で対応している。福祉や行政など必要な支援につなげる役割を目指すメンバーは「悩みがあったら一人で抱えず、はき出してほしい。おしゃべり感覚で気軽に利用してもらえればうれしい」と呼び掛けている。
 相談員は30~50代で、全員カウンセリングの有資格者。市内で塾を営む傍ら、教育現場で生徒や保護者からの相談などに応じてきた比嘉ゆかさん(47)が「いきなり行政や有料の相談窓口へ行くのは敷居が高いと感じる人も多いはず。気軽に話ができる場所をつくろう」と発案した。
 保育士の末吉加代子さん(55)=沖縄市=は「子育ても仕事も落ちついたので、社会のために何か役立ちたい」と思い立ち、相談員に。人事に携わる団体職員で、職場のメンタルヘルスに関わる中でカウンセリングを学び、活動に加わった人もいる。
 これまでに、市内外の人たちから数件の相談が寄せられた。キャリアコンサルタントの島袋礼子さん(50)=うるま市=は「求職者の相談を受ける中で、もう少し相談が早ければどこかにつながって解決も早かったのに、と思うケースは多い。相談者が勇気を持って前に進んでいけるようなお手伝いをしたい」と意欲をみせた。
 女性専用として一定の実績を重ねた後は、男性への対象拡充も検討する。相談は毎月第2、4土曜日と第4水曜日の午後2~4時。来所相談は予約制。相談は電話098(937)1500。来所相談の予約は市社協、電話098(937)3385。
 

女性専用の相談を受ける比嘉ゆかさん(左から3人目)らカウンセラーたち=沖縄市社会福祉センター