タイムス女性倶楽部の第40期第5回講演会が3日、那覇市内のホテルで開かれ、琉球歴史研究家の賀数仁然(ひとさ)さん(46)が「碧き女神たちの王国・小さな国が世界に挑む」をテーマに講演した。賀数さんは「沖縄は長い歴史の中で何度もピンチになったが、しなやかに折れない。そこには女性の力があった」とし、琉球王朝を支えた聞得大君(きこえおおきみ)の活躍や戦後復興で力強く生きた女性たちの姿を紹介した。

琉球の歴史について講演する賀数仁然さん=3日、ロワジールホテル那覇

賀数仁然さんの話に聞き入る会員=3日、ロワジールホテル那覇

琉球の歴史について講演する賀数仁然さん=3日、ロワジールホテル那覇 賀数仁然さんの話に聞き入る会員=3日、ロワジールホテル那覇

 ユーモアを交えながら首里城などの魅力を語り、「地球全体で大事にしないといけないものが沖縄にはある。沖縄の歴史を知ると元気が出る。沖縄の歴史、文化はエンターテインメントだ」と訴えた。琉球王朝時代から沖縄戦に続く歴史にも触れ、「この世に生き残るのは最も力の強いものではなく、最も頭のいいものでもなく、変化に対応できることだ」とダーウィンの言葉を引用し、沖縄の将来を展望した。

 賀数さんが沖縄タイムス「ワラビー」で連載中のコラムをまとめた本「さきがけ!歴男塾(1)」(沖縄タイムス社)が同日発売され、サイン会も行われた。