西表島を拠点にマングローブの調査や魅力の発信に取り組むNPO法人「マングローバル」(岡田精一郎代表)はこのほど、沖縄県と鹿児島県にあるマングローブの自生地200カ所を紹介するサイト「鹿児島&沖縄マングローブ探検」(http://www.manglobal.or.jp/)を開設した。岡田代表は「自生地全てを網羅的にまとめた。多くの方々に活用してほしい」とPRした。

マングローブ調査を実施する岡田精一郎代表=2015年12月、金武町

沖縄県と鹿児島県にあるマングローブの自生地を紹介するサイト「鹿児島&沖縄マングローブ探検」

マングローブ調査を実施する岡田精一郎代表=2015年12月、金武町 沖縄県と鹿児島県にあるマングローブの自生地を紹介するサイト「鹿児島&沖縄マングローブ探検」

 サイトは6月17日に開設。2015年から約1年かけて20の島や地域のマングローブを現地調査し特徴や地域の情報をまとめた。

 自生地は西表島が64カ所と最も多く、沖縄本島48カ所、石垣島32カ所と続く。「鹿児島」「奄美」「沖縄&宮古」「八重山」の4エリアに分けて紹介し、北限とされる鹿児島県薩摩半島などのマングローブも、サイトを通じて確認することができる。

 林野庁西表森林生態系保全センターの井上誠所長は「南西諸島でしか成立しないマングローブ林は、多様な生物層が見られ貴重な生態系を形成している。このサイトは、亜熱帯におけるマングローブ林を紹介した大変価値あるもの」と期待。岡田代表は「国内全域規模で徹底調査して自生地を明らかにしたい」と力を込めた。