【ホノルル市で平安名純代・米国特約記者】米ハワイ州ホノルル市を訪問中の稲嶺進名護市長は5日、地元の環境団体などと面談し、名護市辺野古に予定されている新基地建設計画阻止に向けた今後の行動の可能性を模索した。

ハワイ沖縄連合会が開いたアロハ・パーティーでカーク・コールドウェル・ホノルル市長(左から3人目)と交流する稲嶺進名護市長(左)=5日、ハワイ・ホノルル市

 稲嶺市長は環境団体のハワイ自然保護協議会のマジョーリ・ジーグラー代表と面談。ジーグラー代表は、米国防総省がテニアンとパガンで計画していた実弾射撃訓練場の建設計画が地元住民らによる裁判で変更を余儀なくされた具体例などを挙げ、環境保全に関する市民らの危機意識の高まりの重要性などを強調した。

 稲嶺市長は、日米の原告が2003年に米国防総省を相手に、新基地建設の阻止を求めて米国で起こしたジュゴン訴訟などを担当したアース・ジャスティスのデービッド・ヘンキン弁護士と面談し、新基地建設を巡る県と日本政府の法廷闘争の現状を踏まえた行動について助言を仰いだ。

 当地在住の県系人らが組織するハワイ沖縄連合会がハワイ沖縄センターで開いたアロハ・パーティーでは、来賓として参加したカーク・コールドウェル・ホノルル市長をはじめ、県人会メンバーらとの交流を深めた。