沖縄県東村高江周辺のヘリパッド建設に反対する市民ら約100人は7日、早朝から大規模行動を展開した。工事関係車両の通過を阻止するため、N1表ゲートにつながる高江橋に車両約30台を停車。機動隊が橋を渡るため、欄干にしがみつく市民を排除するなど、もみ合いになった。

高江橋の欄干にしがみつく住民を排除する機動隊=7日、東村高江

 降雨直後の欄干は滑りやすく、市民らは「危ないからやめて」と抗議したが、機動隊は数十人を投入して市民を排除し、強行突破。表ゲートに市民を行かせないよう、立ちはだかった。

 60代の女性は「いがみ合いに駆り出された機動隊員もかわいそうだが、国家権力に従う姿はロボットと一緒。最後まで諦めない」と語り、住民を排除後、機動隊員の一人は「こちらも疲れている。何のためにやっているのか分からない」とつぶやいた。

 正午ごろ、抗議行動が手薄になった表ゲートから9台の工事車両が進入。市民らが駆け付けた後も、機動隊が市民を取り囲み、ゲート内に作業員を誘導した。