土鍋のふたを開けると昆布の香ばしい湯気が立ち込め、炊きたてのご飯とじか火で焼いた豚トロが姿を見せる。宜野湾市大謝名にあるカフェ「Mama-ru(ママル)」。店主の松山恵士さん(41)は「お米のおいしさを熱々で提供したい」と声を弾ませる。

人気メニュー「柔らかトントロの土鍋ごはん」

「炊きたてご飯が楽しめますよ」と笑顔でPRする新里さん=7日、宜野湾市大謝名

炊きたての白米を用意する新里さん

人気メニュー「柔らかトントロの土鍋ごはん」 「炊きたてご飯が楽しめますよ」と笑顔でPRする新里さん=7日、宜野湾市大謝名 炊きたての白米を用意する新里さん

 カフェは昨年11月にオープンしたばかり。「土鍋で炊きたての米が食べられる」と口こみで広まり、ランチの時間帯には満席になることも。

 静岡県出身の松山さんはこれまで、県内外のホテルや居酒屋などで料理の腕を磨いてきた。自身が得意とする和食を追求し続けてきた結果、行き着いたのは土鍋で炊いたお米だった。1粒1粒の味を引き出すために底が深く、吹きこぼれが少ない、三重県産の萬古焼土鍋を使用。炊き上がりの際、米の立ち上がりも美しくみせてくれる優れものだという。

 粘りと粒がしっかりしている富山県産こしひかりを使った米に、昆布だしを入れて炊く熱々のご飯に、従業員の新里奈津子さん(23)が旬のおかずを盛りつける。お勧めのメニューは火あぶりした豚肉がのるボリューム満点の「柔らかトントロの土鍋ごはん」(1300円)。新鮮なサケを使った「サーモンとイクラの土鍋ごはん」(1500円)や「釜揚げしらすの土鍋ごはん」(1300円)、「海鮮ネギとろの土鍋ごはん」(同)も人気のメニューだ。旬の野菜を使った煮物やみそ汁も付いてくる。 「ふたを開けて感動するお客さんの顔が見たい」。その思いで、松山さんは今日も炊きたてご飯を提供する。(中部報道部・比嘉太一)

 【お店データ】宜野湾市大謝名2の1の15。営業時間は午前11時半~午後3時(ランチ)、午後6時~同10時(ディナー)、休みは不定休。電話098(988)4560。