【沖縄】「待ちに待った優勝だ!」「来春キャンプのとき、沖縄市でパレードを!」。プロ野球広島東洋カープが巨人を破って優勝を決めた10日夜、キャンプ地の沖縄市にある居酒屋では、赤いユニホームを身にまとったファンら約80人が25年ぶりのセ・リーグ制覇の喜びを分かち合い、酔いしれた。

広島カープの25年ぶりの優勝に、喜び合うキャンプ地・沖縄市のファン=10日、沖縄市上地(喜屋武綾菜撮影)

 試合は最後まで目の離せない展開で、集まった人たちはテレビ画面に向かって声援を飛ばした。「あと1球、あと1球…」。守護神・中崎翔太投手が最後の打者を遊ゴロに打ち取ると、「やったぞ! 決まったー」と大歓声が上がった。

 互いに抱き合いハイタッチを繰り返す傍らでは、赤色のタオルで顔を押さえて涙する女性もいた。

 市内で働く高江洲昌平さん(26)=北中城村=は、感極まった表情。「待ちに待った優勝。言葉にできないくらいの感動です。カープおめでとう」と話した。

 ファン歴10年という沖縄市の新里惇(しゅん)さん(28)は「黒田博樹選手の涙に、もらい泣きしてしまった」と目頭を押さえた。「ドラマ以上の優勝。沖縄市でもぜひ、優勝パレードしてほしい」と期待を込めた。