【マニラ共同】暴言でオバマ米大統領に首脳会談を断られたフィリピンのドゥテルテ大統領が、7日のオバマ氏との短時間の接触で謝罪の意を一切示さず、言い訳に終始していたことが10日までに分かった。フィリピン政府が明らかにした。

東アジアサミットで、夕食会の記念撮影に臨むオバマ米大統領(右上)とフィリピンのドゥテルテ大統領(左端)。この直前に両大統領は短時間会話していた=7日、ラオス・ビエンチャン(共同)

 オバマ氏との接触は、東アジアサミットの首脳夕食会前に7日、控室で実現。ドゥテルテ氏は短時間の会話で「私はあんなことを言っていません。確かめてみてください」と述べ、5日の記者会見で「売春婦の息子」などと述べたのはオバマ氏のことではないと釈明した。オバマ氏は「部下があなたたちと話します」と応じたという。

 外交筋によると8日の東アジアサミットでは、国連の潘基文事務総長もフィリピンの人権状況を非難。ドゥテルテ氏は9日、訪問先のインドネシアで、潘氏について「あいつもばか野郎だ」と述べた。(共同通信)