沖縄県東村高江周辺のヘリパッド建設を巡り、建設関係者とみられる作業員十数人が12日、高江集落内の村道を通り米軍北部訓練場内に入った。村道からの資材や重機の搬入を拒んでいる伊集盛久村長は本紙の取材に「人の出入りを禁止するということは想定していない」として問題視しない考えを示した。

機動隊員に警護され、東村道から北部訓練場に向かうヘリパッド建設工事関係とみられる作業員(中央)=12日、東村高江(仁尾淳史さん提供)

 反対運動に加わる沖縄平和運動センターの山城博治議長は「重機と作業員は一体。村長が村道使用を拒否したきっかけは、工事に反対する市民と県警がぶつかり、生活道を混乱させないためだったはずだ」と指摘。13日に村役場を訪れ、村長の見解を確認し、作業員の通行を含めて拒否するよう要請する考えだ。

 市民によると、12日正午ごろ、作業員十数人が村道を通り基地内に入ろうとした。市民が止めようとすると機動隊100人余りが駆け付け、作業員は警護されながら村道を通過した。

 沖縄防衛局は12日も民間ヘリを使い、N1地区からG、H両地区に重機や資材を運んだ。午後2時半から約1時間で両地区を8往復した。