沖縄県名護市東海岸地域の集落内で、「オールチンナン」(方言名)が3匹横並びしているのが、このほど確認された。殻が緑色に見え、大きさ約1センチ。オールチンナンを直訳すれば「緑のカタツムリ」。

緑色の殻に見え「オールチンナン」はヤマタニシ科の「アオミオカタニシ」=名護市東海岸地域の集落

陸上に生息するタニシの仲間である「アオミオカタニシ」。体は薄い緑色で、半透明の殻が透けて緑色に見える

緑色の殻に見え「オールチンナン」はヤマタニシ科の「アオミオカタニシ」=名護市東海岸地域の集落 陸上に生息するタニシの仲間である「アオミオカタニシ」。体は薄い緑色で、半透明の殻が透けて緑色に見える

 その正体は、陸生の貝で「アオミオカタニシ」(ヤマタニシ科)。天気が良く、辺りが乾くとじっとしている。雨が降る前から行動を始める。

 分布は鹿児島からパプアニューギニアとされているが、鹿児島県版レッドリストでは絶滅したとされる。沖縄県内の北部地域では至る所で観察できる。「ホルトノキ」(方言名・ターウルサー)の木で見つかることが多い。地域の高齢者らは「オールチンナン」と呼んでいる。(玉城学通信員)