沖縄総合事務局運輸部は15日、タクシー会社や消費者団体、行政機関でつくる「沖縄本島地域タクシー準特定地域協議会」にタクシー運賃の引き上げ幅を提案し、承認を得た。料金改定は30日に正式決定し、新運賃は11月1日から適用する見通し。本島地区の運賃改定は、2007年10月以来9年ぶり。

現在の運賃と11月からの運賃

 運賃改定では、中型車、小型車の区分をなくして普通車に統一。初乗り運賃(1・75キロメートル)を550~530円、加算運賃では372~386メートルごとに70円加算とした。本島で営業する98法人2962台、個人1289台が対象。特定大型車(ジャンボタクシー)と大型車も引き上げた。

 値上げにより、タクシー会社は9・45%の増収が見込まれる。運輸部は「乗務員の待遇改善と車両買い替えなど設備投資につながる」としている。県ハイヤー・タクシー協会の湖城秀實会長は「サービス向上に努め、利用者の満足度を上げていく」と強調した。