【糸満】沖縄県内三大綱引きの一つ「糸満大綱引」が15日、国道331号の糸満ロータリーから白銀堂までの間であり、主催者発表で市民ら約3万2千人が北組(ニシカタ)と南組(ヘーカタ)に分かれて競った。制限時間の30分で勝負がつかず、2000年以来16年ぶりに引き分けた。

掛け声とともに力いっぱい綱を引く参加者ら=15日、糸満市糸満(金城健太撮影)

 糸満大綱引は毎年、旧暦8月15日に開き、豊年や大漁、無病息災を祈る。1947年に復活して今年で70回目。通算で北組の36勝29敗5引き分け。

 綱は南北合わせて180メートル、太さは最大で1・5メートル、重さ10トン。10メートル引き込んだ時点で勝ち、30分で2メートル以上引けば優勢勝ちとなる。

 糸満大綱引行事委員会の上原健市委員長(78)は「北組も南組も幸せを分け合う引き分け。いい綱引きだった」と喜んだ。