非常に強い台風16号の接近で、沖縄県八重山地域は16日夜から徐々に風が強まった。各地で対策に追われる住民や避難所に駆け込む人々も。気象台によると被害が昨年9月の台風21号に匹敵する可能性もあり不安の声が上がった。

台風16号の影響で海は大しけ状態=16日午後7時7分、与那国町祖納の海岸

台風対策でプレハブにブルーシートを被せる住人=16日午後6時38分、与那国町祖納集落

台風16号の影響で海は大しけ状態=16日午後7時7分、与那国町祖納の海岸 台風対策でプレハブにブルーシートを被せる住人=16日午後6時38分、与那国町祖納集落

 昨年の台風で家屋倒壊などの甚大な被害があった与那国町の女性(62)は、暴風雨で飛ばされた窓に板を打ち付けた昨年を振り返り「思い出すと恐ろしい。何もなく過ぎてくれたらそれでいいが」と不安げ。

 自宅が住めなくなった男性(37)は「資金面や業者との日程合わないため、1年かけてコツコツ一人で直してきた。完成まであともう一息のところまで来たのに…。ただ被害の少ないことを願うばかり」と話した。

 八重山3市町はそれぞれ避難所を開設した。