沖縄県警監察課は16日、同僚の20代女性職員に対し、無理やりキスをするなどのわいせつ行為をしたとして、警察学校の教官(当時)だった男性警部補(38)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。警部補は巡査への2階級自主降格を申し入れ、同日付で降格した。

 同課によると警部補は今年1月下旬にうるま市内の警察庁舎内で開かれた飲み会後に女性職員を連れ出し、敷地内でキスをした。女性が警部補に真意を確かめようと、2月上旬に自身の自家用車に警部補を招いた際もキスをするなどのわいせつ行為に及んだ。

 女性の相談を受け、監察課が聴取したところ、警部補は事実を認め、「嫌がっているとは思わなかった。申し訳ないことをした」と述べたという。

 女性は被害申告をせず、刑事事件での立件は見送った。島袋令首席監察官は「今回の事案は極めて遺憾。職員に対する職務倫理教養を一層強化し、再発防止に努めたい」とコメントした。