「進(しん)さん、聖矢おめでとう」-。リオデジャネイロ・パラリンピックのウィルチェアー(車いす)ラグビーで日本が初のメダルを懸けてカナダと激突した18日夜の3位決定戦。浦添市出身の仲里進選手(39)や熊本出身の乗松聖矢選手(26)が所属する沖縄ハリケーンズのメンバーらも県内から熱い声援を送った。

カナダ戦に勝利し、日本の銅メダル獲得を喜ぶハリケーンズのメンバーら=18日午後10時18分、沖縄市高原(長崎健一撮影)

 4位に終わったロンドン大会から4年。銅メダルを獲得した瞬間、大きな拍手が湧き起こった。ハリケーンズのスタッフで2008年北京大会でトレーナーとして帯同した川端晋也さん(32)は沖縄市高原の自宅で仲間とテレビ観戦。第2ピリオドで仲里選手が出場すると一気に盛り上がった。

 カウントダウンをし、勝利の瞬間はテレビに向かってみんなでガッツポーズ。川端さんは「メダルに懸けている思いや苦労を知っている分、思いがこみ上げた」と涙ぐんだ。

 ハリケーンズのキャプテン、當間貴志さん(41)は「進には『本当におめでとう』、聖矢には『東京五輪に向けてここがスタート』と言いたい」。代表の大城一志さん(47)も「長い道のりだった」と感慨深げ。「ハリケーンズも活躍することで沖縄で競技を盛り上げたい」と意気込んだ。

 仕事を早めに切り上げ、テレビ越しに声援を送った仲里さんのいとこ、饒平名良企さん(32)は「本当に感動した。頑張ってリオまで行けば良かった」と声を弾ませた。