16日午後2時3分。 県庁6階の知事執務室にいた翁長雄志知事は、秘書が差し出した手書きのメモに目を落とした。 「県、敗訴」 知事は、言葉を発せず、ただ、静かにうなずいた。 だが、裁判所から戻った県代理人や県職員から判決の中身を知らされると知事の感情は大きく変化した。 「あぜんとする内容だ」。