宮古島への陸上自衛隊配備で、沖縄防衛局と自衛隊沖縄地方協力本部は20日、宮古島市上野野原の千代田集落場で住民説明会を開き、配備予定地の千代田地域に地対空誘導弾の指揮所を配置することを明らかにした。指揮所の具体的な場所は運用上の観点から「公開できない」とした。

沖縄防衛局の職員から千代田地域に配備予定の陸自施設や今後の計画などの説明を受ける住民=20日、市上野野原の千代田集会場

 防衛局によると、千代田の陸自施設の敷地面積は約20ヘクタール。説明会では参加者から配備への不安の声が上がり、「撤回はないのか」と見直しを求めた。防衛局企画部の池田眞人(まこと)次長は「これで進めたい」と理解を求めた。

 将来的に敷地が広がることへの懸念も示され、これ以上広がらないことを約束する覚書の締結を求める声も出た。池田次長は「そういう声があることを伝え、相談したい」とするにとどめた。参加した40代の女性は「配備ありきに聞こえた。丁寧に説明してくれたが、後から内容が変わるのではないかという不信感が残った」と話した。