9秒でまるわかり!

  • 国連総会出席で訪米中の安倍首相がクリントン前米国務長官と会談
  • 辺野古訴訟の勝利を報告したが、クリントン氏は特段に論評はせず
  • 現計画推進を強調する安倍首相に同意。TPPや北朝鮮情勢も協議した

 【平安名純代・米国特約記者】国連総会出席のためニューヨークを訪れている安倍晋三首相は19日(日本時間20日)、同市内のホテルで米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官と会談し、辺野古違法確認訴訟で国が勝訴したことを報告した。両氏は現行計画の推進や日米同盟の重要性を確認した。

ヒラリー・クリントン氏(左)と握手する安倍首相=19日、ニューヨーク(共同)

 クリントン氏の選挙陣営関係者が沖縄タイムスの取材に対して明らかにした。

 会談は、環太平洋経済連携協定(TPP)などを協議したいとのクリントン氏側の要請で開かれ、約40分間にわたり、TPPに反対するクリントン氏と、推進する安倍首相が意見を交換した。

 クリントン氏関係者によると、安倍首相が辺野古違法確認訴訟の結果について報告したのに対し、クリントン氏は特段に論評はせず、米軍普天間飛行場の辺野古移設を定めた現行計画の推進を強調する安倍氏に同意。続いて、北朝鮮情勢などについて協議したという。

 11月の大統領選を控えたクリントン氏は、この日はエジプトやウクライナの首脳らとも会談。国連総会に参加中の各国首脳らとの会談を次々とこなし、外交力をアピールしている。