沖縄県文化観光スポーツ部が21日に発表した8月の入域観光客数は92万6900人(前年同月比16・2%増)で、単月の観光客数としては初めて90万人台を記録した。前年同月を上回るのは47カ月連続。県は、夏休みの旅行需要が高まっただけでなく、昨年の8月と違い台風の影響が少なかったことも一因とみている。

 内訳は、国内客が75%を占め、前年同月比5万2100人(8・1%)増の69万4900人。航空機の深夜便やお盆期間の増便により、東京、関西、福岡、名古屋、その他の全方面で前年同月を上回った。大阪方面からは離島向けの旅行が人気だった。

 外国人客は23万2千人で、前年同月比7万7300人(50・0%)増。韓国からは航空機による来県が55・1%増。沖縄旅行は冬という従来のイメージが夏に変わってきており、個人・家族旅行が好調だったという。クルーズ船の寄港回数は36回(前年同月15回)で、乗客の約3割を中国、4分の1を台湾が占めた。

 9月は、国内客、外国人客とも好調の見込み。中国客には中秋節の連休がプラス材料で、香港客にはマラソン大会や自転車レースに参加するための旅行予約が人気だという。クルーズ船の寄港は26回(前年同月17回)を予定している。