那覇市議会9月定例会は21日、反議長派の議員が提案した議長辞職再勧告決議を賛成多数(賛成19、反対14)で可決した。金城徹議長の辞職を求める決議は4度目。可決後に決議を提案した議員らが退席したため、定足数を割り込み、本会議は延会。同日予定の代表質問はできなかった。

 議長辞任時期を巡り、議会の正常化を前提に11月を主張する金城議長と、9月定例会中を求める反議長派の対立は深刻化。反議長派は9月定例会中の辞任がない場合は審議に応じない構えで、23日以降も議事が進む見通しは立っていない。

 辞職再勧告では、過去3度の辞職を求める決議後「新たに不信任の事案があらわになった」とし、議事録削除問題や辞任時期を巡る議長対応を問題視。早期の辞任を求めた。

 金城議長は決議可決後に記者会見し「決議は重いが、乱発している決議の根拠は希薄で妥当性がない」と指摘。「市民目線で見れば議会空転は許されない。議事を進めて議会を正常化するなら進退を含めて協議に応じる」とした。