【伊江】島袋秀幸伊江村長や村議会、村軍用地等地主会は21日、8月に着工した米軍伊江島補助飛行場内の着陸帯拡張工事の現場を視察した。村議会と地主会の視察は着工後初めてで、島袋村長は8月25日以来2度目。沖縄防衛局の本多宏光管理部長ら局職員を含む計約30人が基地に入った。

既存のアルミ板を剥がす作業員ら=21日、伊江村・米軍伊江島補助飛行場内

 参加者によると、視察は30~40分。同飛行場のマクベー隊長が案内したが、工事内容の詳細は把握していなかったという。

 島袋義範議長は、集落に近い南側を広範囲に拡張していることに、「住民生活への影響を考えれば、開発する際は地元と事前調整すべきだった」と不満を口にした。議会として工事図面の提供を求めたという。

 地主会の山城善彦会長は、拡張で消失する住民の牧草地の一部について、マクベー隊長が代替地を提供すると話し、従来同様、土日に住民が作業で立ち入りできると回答があったとして、「一定評価できる」と話した。

 島袋村長は「議会と地主会の要望に米軍側が応え、立ち入れたのは良かった。村としては引き続き情報提供を求めたい」と語った。