米海兵隊の戦闘攻撃機AV8Bハリアーが国頭村辺戸岬の沖合で墜落した事故を受け、安慶田光男副知事は23日午前、沖縄県庁に外務省の川田司沖縄担当大使と沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長を呼び抗議した。事故原因が究明されるまでの同機種の飛行中止を求めた。

川田司外務省沖縄担当大使へ抗議文を手渡す安慶田光男副知事=23日午前9時55分ごろ、県庁

 安慶田氏は事故に関し、「現在の再発防止策や安全管理が十分であるとは言いがたく怒りを禁じ得ない」と非難。昨年8月のうるま市沖での米軍ヘリ着艦失敗事故の原因すら究明されていないとし、「県民の米軍基地の負担がいかに過重か、一目瞭然だ」と述べ、米軍の安全管理の徹底や早急な基地負担軽減を求めた。

 川田氏は「あってはならない事故で大変遺憾だ」と述べ、米側に再発防止と原因究明を求める考えを示した。

 県は23日午後にもニコルソン米四軍調整官へ抗議する方向で調整している。