プロのシェフが車内のキッチンで作った料理を楽しみながら走る「レストランバス」が10月から来年2月まで、沖縄県内3コースで運行する。同バスは2階建てで、天井は透明素材の開閉式。国内に現在1台しかなく、ことし4月~7月は新潟、8月は東京で運行した。

オープンルーフで食事を楽しめるレストランバス2階の客席=24日、那覇市若狭の那覇クルーズターミナル

レストランバスの外観

レストランバスの1階で食事を準備する比嘉康洋シェフ(左)

オープンルーフで食事を楽しめるレストランバス2階の客席=24日、那覇市若狭の那覇クルーズターミナル レストランバスの外観 レストランバスの1階で食事を準備する比嘉康洋シェフ(左)

 車内1階は、オーブンレンジやIHコンロ、冷蔵庫、シンクなどを備えたキッチン。2階は乗客25人分の食事スペースで、座席は対面式。テーブルは全部で7つあり、コップやボトル用の穴がある。

 「WILLER CORPORATION(ウィラーコーポレーション)」(東京、村瀨茂高代表)と「umari(ウマリ)」(東京、古田秘馬代表)が約2年かけて共同開発した。費用は通常バスの約3台分。

 10月5日からかりゆし(那覇市、當山智士社長)が週3回、「角川アップリンク」(那覇市、関谷幸一社長)と「萌(きざす)」(糸満市、後藤大輔代表取締役CEO)が設立した共同企業体が同月8日から週1回(11月からは週2回)運行する。いずれも内閣府の補助金を使った那覇市の事業。

 かりゆしは2コースあり、ランチで糸満市の海ぶどう養殖場、ディナーで同市のまさひろ酒造を見学する。運行は水曜、金曜、土曜で土曜はディナーのみ。それ以外の曜日はブライダルパーティーなどの貸し切りを受け付ける。企業共同体のコースは朝のみで、那覇市沿岸漁業協同組合の競りを見学する。運行は毎週土曜。11月からは土曜と月曜の週2回に増やす。

 問い合わせは「WILLER TRAVEL(ウィラートラベル)」、電話0570(666)447(午前10時~午後7時)。