在日米軍のチャールズ・シュローティ副司令官は24日、沖縄県名護市内のホテルで稲田朋美防衛相と面談した際、ハリアー墜落事故について「日米が協力して操縦士を素早く救助し、大惨事を避けることができた」と発言した。稲田氏が「事故は国民に大きな不安を与えた」と指摘した直後のことで、認識の差が浮き彫りになった。

稲田朋美防衛相(右から2人目)との面談で、あいさつをする在日米軍のチャールズ・シュローティ副司令官(左奥2人目)=24日午後、名護市・オキナワマリオットリゾート&スパ

 副司令官は冒頭でも「何よりも第一にお知らせしたいのは操縦士の健康状態が良く、すでに退院したことだ。けがもない」と、まず自軍の構成員に言及した。謝罪の言葉は一切なかった。

 「大惨事を避けた」という発言の真意を聞く本紙の取材には、部下を通して「操縦士を救助できたという意味だった」と説明した。