沖縄県本部町崎本部の「ゴリラチョップ」と呼ばれるシュノーケリングポイントで、10~15センチ四方のイソギンチャクが10日余の間になくなっていたことが25日までに分かった。また、付近のサンゴが十数カ所折れているのも確認されている。付近を潜るダイバーは「あまりにもひどい」とマナーの順守を呼び掛けている。

なくなる前のイソギンチャクとクマノミ=9月11日(仲嶺憂一さん提供)

12日後、イソギンチャクがなくなっていた=9月23日(仲嶺憂一さん提供)

人の足で踏まれ、折れたとみられるサンゴ=9月初旬(仲嶺憂一さん提供)

なくなる前のイソギンチャクとクマノミ=9月11日(仲嶺憂一さん提供) 12日後、イソギンチャクがなくなっていた=9月23日(仲嶺憂一さん提供) 人の足で踏まれ、折れたとみられるサンゴ=9月初旬(仲嶺憂一さん提供)

 ゴリラチョップは岸の近くでイソギンチャクが見られる有名なポイント。イソギンチャクがなくなっているのを確認したのは、名護市の自営業、仲嶺憂一さん(41)。11日にクマノミとイソギンチャクを撮影し、23日にも同じ場所で潜ったがすでになくなっていた。

 「ちょうど水槽で飼うには、いいぐらいの大きさだった。おそらく誰かが取ったんでしょう」と説明。ヒトデが捕食するケースもあるというが、付近に多くなく、考えにくいという。

 周辺のサンゴの傷つき具合も深刻だという。仲嶺さんによると明らかに人の足で踏まれ、折れたサンゴが周辺で見つかっている。「サンゴの白化も問題だが、盗掘や踏みつけ行為で破壊されるのは許せない」と話している。