米軍嘉手納基地に28日午後4時30分すぎ、米ネブラスカ州オファット空軍基地所属の大気観測機WC135C(通称コンスタント・フェニックス)が緊急着陸した。着陸後に機体を止めると同時にエンジンも停止。十数人の乗組員が一斉に機外に避難し、消防隊員が機内に入って点検するなど緊迫した様子が目撃された。

 WC135Cは北朝鮮の核実験の3日後となる12日に嘉手納基地に飛来。大気中のガスなどを収集し放射性物質を採取・分析しているとみられる。

 目撃者によると、WC135Cは28日午後2時46分に嘉手納基地を離陸する際は、右側車輪が格納できない状態で飛行していた。今回の緊急着陸の原因との関係は不明だが、着陸後すぐのエンジン停止や乗組員の脱出、消防隊員が点検していることから、火災の可能性があったとみられる。機体は消防隊の点検後、格納庫に移動した。北側滑走路は約40分、閉鎖された。

 同基地では28日午後1時すぎに同基地所属の米海軍P3C哨戒機が緊急着陸。油圧系統にトラブルがあったとみられる。

 また沖縄本島東沖で22日に墜落した米海兵隊の戦闘攻撃機AV8Bハリアーと同型機の動きもあり、駐機場では1機が午前10時30分ごろから約30分間、エンジン調整する様子が目撃された。事故後のエンジン調整は、前日から2日間連続となった。