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  • 米軍ヘリパッド建設反対の市民らを機動隊がロープで縛り拘束した
  • 工事用ロープを胴体に巻き、数人がかりで抱えて引き上げたという
  • 男性1人が足をねんざ。市民らは「首も絞められ息苦しかった。屈辱だ」

 沖縄県東村高江周辺の米軍北部訓練場内ヘリパッド建設に反対する市民らが28日、訓練場内の斜面で抗議行動していた際、警察機動隊員らが工事用ロープで市民らの胴体を縛って拘束し、引き上げていたことが分かった。市民らは「首も絞められ息苦しかった。こんな屈辱的なやり方があるか」と批判した。

米軍北部訓練場内で抗議行動する市民をロープで縛る警察官=28日午後(提供)

米軍北部訓練場内での抗議行動で、警察官にロープで縛られ引き上げられる市民(中央)=28日(提供)

米軍北部訓練場内で抗議行動する市民をロープで縛る警察官=28日午後(提供) 米軍北部訓練場内での抗議行動で、警察官にロープで縛られ引き上げられる市民(中央)=28日(提供)

 ロープ拘束について、県警幹部は「伐採する木が落下し、市民に当たる危険性があった。ロープを活用し、安全な場所へと移動させた」と説明。一方、市民側の弁護士は「ロープで縛る行為は、身体の自由を拘束する危険で違法行為だ」と指摘した。拘束の際、50代男性が左足首ねんざで全治1週間のけがを負った。

 市民らによると、十数人がH地区脇の高さ10メートル以上の急斜面で座り込みなどしていた際、機動隊員らが数人がかりで一人一人を押さえて上部から垂らされたロープを胴体に巻き、数人で抱えて引き上げたという。現場には隊員ら100人以上がおり、市民らは引き上げた後も長い人で1時間以上囲い込まれたという。

 縛られた市民らは「引き上げられる時に首も締まり、息苦しかった」「ロープが食い込み、すごく痛かった」と憤った。