【石垣】灯台を恋愛の聖地に-。灯台の文化や歴史的価値を見直し、地域の観光資源などに生かす「恋する灯台プロジェクト」で、石垣島最北端の平久保崎灯台が「恋する灯台」に選ばれた。日本ロマンチスト協会(本部・長崎県、波房克典会長)などが全国3千余りの灯台から20エリア21灯台を認定。波房会長が26日、石垣市役所を訪れ、中山義隆市長に「恋する灯台のまち」として認定証を手渡した。

「恋する灯台」に認定された平久保崎灯台=石垣市平久保(日本ロマンチスト協会提供)

波房克典会長(左から2人目)から「恋する灯台のまち」として認定証を受け笑顔を見せる中山義隆市長(同3人目)=石垣市役所

「恋する灯台」に認定された平久保崎灯台=石垣市平久保(日本ロマンチスト協会提供) 波房克典会長(左から2人目)から「恋する灯台のまち」として認定証を受け笑顔を見せる中山義隆市長(同3人目)=石垣市役所

 認定は日本財団(東京)などが海を未来へ引き継ぐ活動の輪を広げようと進める「海と日本プロジェクト」の一環。同協会が「恋する灯台」をキーワードに地域が主体となって盛り上げる機運を高め、灯台への誘客を図ろうと本年度から始めた。

 「未来を照らす灯台が二人の道しるべになる」として命名。非日常感、物語感、到達感、創造感-など独自の認定基準で全国各地の灯台から選んだ。今後は、ショートフィルム制作やフォトコンテスト、ワークショップなどを企画し、灯台の魅力を発信する。

 認定証を受けた中山市長は「3千ある灯台の中から選ばれ大変感激している。訪れる方々に良い風景と言われるよう整備し、今後ともPRしていきたい」。波房会長は「最果ての地にある灯台は、二人の恋心を近づける。ドライブデート後にその街を巡るコースなど、連続性のある企画までできれば」と期待した。

 同協会は「大切な人を世界で一番幸せにできる人が増えると社会全体が豊かになる」との思いで、長野県雲仙市を拠点に2008年に活動開始。これまで「ジャガイモ畑の中心でロマンスを叫ぶ」(長崎)などを企画。会員はクリエーターやデザイナー、放送作家など約1600人。