【東京】稲田朋美防衛相は30日、閣議後の会見で、米軍北部訓練場のヘリパッド建設に反対し、訓練場内で抗議活動をしている市民らへの摘発などの対応を問われ、「何か不測の衝突が反対の人たちと(工事関係者の間で)起こらないようにするのが、両方の安全確保のために必要だろう。当たり前だが法律には従うということが重要」と答えた。

就任後初めて来沖した稲田朋美防衛相(左)。右は翁長知事=9月24日

 北部訓練場内では木の伐採などを止めようと、建設に反対する人たちが抗議活動を行っている。29日の県議会で県警の池田克史本部長は「米軍提供施設内であり刑事特別法にすでに違反している」と答弁。「急な斜面で滑落する恐れがあり命綱代わり」などとして、警察機動隊員らが抗議者にロープを結び付けた。

 稲田防衛相は「どこの場所であれ、それぞれ法律に従って行動はすべきだ」と法の順守を求めた。