沖縄県内スーパー最大手のサンエー(上地哲誠社長)が5日発表した2017年2月期の中間決算(連結、16年3~8月)は、売上高にテナント収入を加えた営業収益が前年同月比5・4%増の923億7700万円、経常利益は11・9%増の82億7900万円だった。ハンビータウンの改装で集客が伸びた上、県内の好景気を受け既存店も好調で、4期連続の増収増益となった。純利益は16%増の51億3800万円。営業収益、経常利益、純利益とも過去最高を更新した。

サンエー業績の推移(連結)

 経営する81店舗の売上高は5・1%増の869億9800万円。既存店80店舗の売上高は、人口と観光客の増加を背景にした好景気も追い風に衣料品、住居関連、食料品、外食の全部門が前年を上回った。

 上地社長は「全国的に衣料品販売は厳しいが、沖縄は好調。かりゆしウエアなど地域に根ざした商品が支持されている。全体的に地元客の売り上げが堅調に伸びている」とした。

 外国人観光客の免税売上高は7%増で、売上高全体に占める割合は1・9%だった。客数は増加しているが、「爆買い」が収まり、6月以降は客単価が低下。家電が落ち込む一方、子ども衣料品や化粧品は伸びた。土産目的の大量購入から、家族のための買い物にシフトしているという。

 上地社長は「単品集中型から、購入商品に広がりがでている。工夫を凝らして取り込んでいきたい」と話した。

 16年2月期決算の通年予想は営業収益が2・2%増の1776億8300万円、経常利益は0・1%増の144億7300万円。純利益は3・8%増の91億1100万円を見込んでいる。