【宮古島】国の重要無形民俗文化財で、厄払いのため人や建物に泥を塗る沖縄県宮古島市平良島尻の伝統行事「パーントゥ」が6日、始まった。キャーン(つる草)を体に巻き付け、集落外れにあるンマリガー(産水をくんだ井戸)の泥を全身に塗った来訪神「パーントゥ」3体が地域を練り歩き、福を呼び込むとされる泥を塗りまくった。7日まで。

厄払いのため子どもに泥を塗る「パーントゥ」=6日、宮古島市平良島尻(仲田佳史撮影)

厄払いのため子どもに泥を塗る「パーントゥ」=6日、宮古島市平良島尻(仲田佳史撮影)

厄払いのため子どもに泥を塗る「パーントゥ」=6日、宮古島市平良島尻(仲田佳史撮影) 厄払いのため子どもに泥を塗る「パーントゥ」=6日、宮古島市平良島尻(仲田佳史撮影)

 「パーントゥ」に顔や手足に泥を塗りつけられ喜ぶ人や、つけられまいと必死で逃げる人も。病気にならず健康に過ごせる御利益を受けるため、子どもを連れて行く父母もおり、怖がって泣く声や歓声が地域に響き渡った。

 泥を塗られる第1号となった渡邊愛恵(めぐみ)さん(26)=神奈川県=は「汚れてもいい服を着けてきたので狙い通り。これで1年間、健康でいられるかな」と笑顔だった。