沖縄県議会の文教厚生委員会(狩俣信子委員長)は7日、実現型ディスカッション企業「がちゆん」(国仲瞬社長)と沖縄タイムス社が主催した「夏の政治キャンプ2016」に参加した学生が提出したLGBT関連の請願3件を全会一致で採択した。13日の本会議でも全会一致で採決される見通し。

「夏の政治キャンプ」で作成した請願書を新里米吉県議会議長(手前左から3人目)に提出するがちゆんの国仲瞬社長(右)と学生ら=9月28日午後、県議会議長室

 請願は(1)県全域での同性間パートナーシップ制度の条例策定(2)県庁へのLGBTの支援などの専門部署の新設(3)LGBTのトイレ使用や就職活動などへの配慮と社会的認知向上-の3件。本会議で採決されれば、県執行部が11月定例会までにそれぞれの請願内容への対応の方針を示す。

 政治キャンプではLGBT3件に加えて観光、福祉分野で5件の請願を提出した。観光客がトイレを探しやすくするステッカー導入を求める請願は6日の経済労働委員会で継続審議を決定。公共バスの系統別カラーリングやバス停の利便性の充実、子ども食堂での学生の有償ボランティア雇用など計4件の請願は11日の公共交通ネットワーク、子ども未来応援の両特別委員会で審議される。