【ウォード麗奈通信員】「おきなわデー2016」がこのほど、ロンドン東部のスピタルフィールズで開催された。BEGINが2001年に始めた「うたの日」のコンセプトに触発されて09年に始まった同イベントは、今年で8回目を迎えた。食材や特産品の販売や舞台イベントなどが行われ、にぎやかな会場に多くの人が訪れた。

会場を盛り上げた三線会のパフォーマンス

大会を盛り上げた三線会メンバーとボランティアの参加者たち

会場を盛り上げた三線会のパフォーマンス 大会を盛り上げた三線会メンバーとボランティアの参加者たち

 会場では英国内にある空手道場のメンバーによる空手演武やロンドン沖縄三線会によるエイサー、野村流古典や沖縄民謡などのほか、熊本民謡、奄美大島からのゲストアーティストによる演奏も行われた。

 三線会の演奏に合わせて、空手家ジョエル・リーヴスさん(英国出身)による「浜千鳥」の踊りも披露されたほか、三線会演奏の古典音楽に合わせて琉球茶道ぶくぶく茶のお茶会も催された。

 ブースでは山城敬子さん(伊江島出身)らが作ったお弁当やジューシーおにぎり、サーターアンダギー、泡盛やちんすこうなどのほか、星砂キーホルダー、Tシャツ、バッグなどのグッズを販売。また熊本地震の被災地の復興を応援する目的で立ち上げられた「ガマダセ・フロム・UKプロジェクト」のチャリティー缶バッジも販売された。

 この日は「1日の中に四季がある」といわれる英国らしい天候で、真夏のような暑さかと思えば雲行きが怪しくなったりと、忙しい空模様。最後は雷を伴う大雨が降り、屋根付きのステージ前に集まっていた観客とエイサー隊がひしめき合うようにカチャーシーを舞い、熱気に満ちあふれた今までにない独特な雰囲気を醸し出していた。

 今年チョンダラーを務めたのは、バックパッカーで世界各国を旅行中の饒平名佑志さん(西原町出身)。「今回のイベントで、ウチナーンチュの文化発信へのエネルギーを感じるとともに、より一層沖縄で生まれ育ったことに誇りを持つことが出来た。貴重な経験だった」と話していた。