カヌチャベイリゾート(那覇市、白石武博社長)や沖縄日野自動車(豊見城市、福里浩介社長)、ものづくりネットワーク沖縄(mdn、うるま市、金城盛順代表理事)の3者は、車両の設計や素材などを県産にこだわり、観光施設の敷地内を走る「観光トロリーバス」の開発に取り組んでいる。車両パーツは塩害対策にアルミを使い、耐久性を強化。溶接不要で簡易な組み立て技術も考案した。耐久性や低コスト化など、沖縄仕様のバスとしてアピールしていく考えだ。(政経部・長浜真吾)

車両骨格やパネルなど「県産」にこだわったトロリーバスを紹介する(左から)mdnの松田さん、沖縄日野自動車の瀬良垣課長代理、カヌチャベイリゾートの宮崎祐吉取締役、新垣譲治課長=うるま市、mdnの施設

 パーツにアルミを使うのは珍しく、独自の組み立て技術は特許申請も検討している。10月の沖縄の産業まつりで展示し、11月から名護市のカヌチャリゾートで走らせる。

 バスは全長7・6メートル、幅2・5メートル、高さ3・6メートルの19人乗り。土台となるシャシー、エンジン、タイヤは日野自動車製。mdnのスタッフが3D技術で設計し、資材調達、加工、組み立ても担った。