沖縄都市モノレール(ゆいレール)は10日、各駅を貸し切り車両で巡りながら「10・10空襲」や戦後の街づくりを学ぶ企画列車を運行した。一般客ら57人が、当時の様子の説明を受けながら空襲を追体験した。

当時の那覇の写真を紹介しながら10・10空襲の様子を説明する我謝幸男さん(左)=10日、ゆいレール

乗客らに10・10空襲の様子を説明する我謝幸男さん(左)=10日、ゆいレール

当時の那覇の写真を紹介しながら10・10空襲の様子を説明する我謝幸男さん(左)=10日、ゆいレール 乗客らに10・10空襲の様子を説明する我謝幸男さん(左)=10日、ゆいレール

 那覇市歴史博物館の元館長でモノ社の我謝幸男調査役(61)が企画し、ガイドを務めた。

 参加者は午前6時半から那覇空港内のレストランで朝食を取りながら、読谷村の北飛行場が空襲を受けた6時40分、小禄飛行場が空襲され、サイレンが鳴った7時など、実際の時間に合わせて説明を受けた。

 貸し切り車両では、我謝さんが日本軍の演習と勘違いした住民の証言や、沿線周辺の被害などを紹介。復路では、空襲被害が少なかった壺屋と牧志で復興が始まり、中心市街地が東町付近から移ったことなど、戦後の街の変遷を説明した。

 那覇市街角ガイドの仲宗根聡さん(63)は「10・10空襲に特化したガイドで、写真や資料もあり、非常に勉強になった」と話した。