りゅうぎん総合研究所(池端透社長)は11日、6月に開かれた「宮古アイランドロックフェスティバル2016」の経済効果が、過去最高の4億3800万円だったと発表した。11回目の開催。全国的にも有名なアーティストが集まり、観客数が過去最多の7400人を記録。県外客も3200人を占め、産業別では運輸業や宿泊業の経済効果が上位に入った。

 県産業連関表(2011年)を用いて、各産業への経済効果を算出した。

 観客の宿泊や飲食、交通費などの直接支出額(2億8400万円)に、県内自給率を掛け合わせた直接効果は2億5300万円。原材料やサービスを提供する産業の1次間接波及効果は1億1300万円、雇用者所得や消費の2次間接波及効果は7200万円で、合わせて4億3800万円だった。

 産業別の経済効果は運輸業の8千万円がトップで、空路やタクシーの移動など。次いで宿泊業7300万円、飲食店4700万円、製造業4400万円などの順だった。

 りゅうぎん総研は、観客数や経済効果が過去最多となった理由として「豪華アーティストの出演に加え、伊良部大橋という新たな観光資源ができた。那覇-宮古の航空臨時便が就航し、観客増加に対応した」としている。