沖縄県の安慶田光男副知事は12日、台風18号の直撃を受けた久米島町を訪ね、被害状況を視察した。大田治雄久米島町長らと車エビ養殖場やホタルドーム、空港などの被害現場を回った。沖縄電力の担当者らからも被害の説明を受けた。

大田治雄町長(左)から台風の被害状況について説明を受ける安慶田光男副知事(中央)=日、久米島町(比嘉正明通信員撮影)

 大田町長は安慶田副知事との面談で、町の試算で被害額が約1億3千万円に上ると説明した。災害救助法の適用には市町村の人口に応じて一定の全壊や半壊が適用の対象になる。大田町長は沖縄と本土との住宅の建築構造の違いを念頭に「災害救助法(の基準)は沖縄に見合わない形になっていることが課題」と述べた。

 安慶田副知事は「県としても早急に対策をし、町民が一日も早く通常の生活に戻れるよう努めたい」と語った。災害救助法については「本土の台風とは違う。ケース・バイ・ケースで国に(適用を)要請していきたい」と応えた。(比嘉正明通信員)

大田治雄町長(左)から台風の被害状況について説明を受ける安慶田光男副知事(中央)=12日、久米島町(比嘉正明通信員撮影)

維新県総支部が

久米島支援要請

 日本維新の会県総支部の儀武剛代表代行らは11日、県庁に浦崎唯昭副知事を訪ね、台風18号で被害を受けた久米島町の支援を求める要請書を提出した。養殖車エビの公庫融資や農産業などの一括交付金を活用した支援などを求めた。

 浦崎副知事は「要請内容の方向で対応したい」と述べた。現地を視察した當間盛夫県議は「災害復旧事業に地元企業を使ってほしい。足腰の強い経済をつくることにもつながる」と要望した。