ベトナム戦争経験者で、オリバー・ストーン監督の映画「天と地」の原作者、レイ・リー・ヘイスリップさん(66)が12日、沖縄県東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設への抗議が続くN1地区出入り口前を訪れた。「戦争の苦しみを繰り返さないため、平和のために皆さんと頑張りたい」と呼び掛けた。

抗議集会であいさつするレイ・リー・ヘイスリップさん=東村高江

 ヘイスリップさんはベトナム中部の村に生まれ、12歳の時にベトナム戦争を経験。米兵やベトナム兵からスパイ容疑をかけられ、拷問を受けた経験などを小説に書き、「天と地」の原作となった。

 初めて高江を訪れたヘイスリップさんは「昔のベトナムのように戦争になったら、犠牲になるのは一般市民。戦争につながる軍事基地ができるのは良くない。一緒に声を上げたい」と語った。

 この日は大規模行動日で、市民300人以上が集まった。N1出入り口への資材搬入はなかった。