菓子の製造・販売を手掛けるナンポー(那覇市、安里睦子社長)は、一つで2種類の味が楽しめる新商品「タルトツイスト」を開発した。年内にも発売する。2種類のペーストをひねりながら、均等にトッピングできる新機材を、業界で初めて導入。季節に応じて素材や組み合わせを変える。発売を前に若者向けの試食キャンペーンも企画。色や味の多彩なバリエーションで「楽しさ」を発信する。

2種類の味が楽しめる「タルトツイスト」をPRするナンポーの安里社長(左)、マーケティング部の下地あゆみブランドチーフ=那覇市の同社

 同社は2年前に商品開発に着手。県外の機械メーカーに2種のペーストを同時にバランス良く押し出す機材の開発を依頼し、今秋、新機材が完成した。タルトツイストの2色の見た目に関して、意匠登録を申請した。

 ペーストは紅イモ、ミルク、イチゴ、ブラックビターチョコなど10種類。紅イモとミルクの組み合わせを定番化するほか、夏にはマンゴーとパイナップルのプレミアム商品も発売する。

 同社は21~31日、那覇市松山のダンスクラブ「エピカ」でハロウィーンイベントを開催。会場ではタルトツイストをはじめ、お菓子食べ放題を企画し、若者にアピールする。沖縄の産業まつりでも試食コーナーを設ける。

 安里社長は「全国各地の素材とコラボすれば、ユニークな商品開発ができると思う。イベントなどを通して、若い世代に沖縄の食や菓子文化を楽しく継承したい」と話している。