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  • バスケBリーグ始動。昇格を目指し3部で奮闘する県出身選手がいる
  • 埼玉の新里は一度会社員を経験。金沢の与那嶺は一時引退も考えた
  • 琉球キングスでプレーした2人。「続けることで何かを示したい」

 9千人を超える観衆を集め、プロバスケットボール新時代の到来を飾ったB1リーグ開幕戦から遅れること8日。9月30日、3部のB3リーグが開幕した。完全プロのB1、B2とは主管団体が異なり、B3にはクラブ、企業形態の9チームが混在する。事業規模や戦力、メディア露出などで大きな差はあるが、B3に戦いの場を見いだした沖縄出身の選手たちも上のカテゴリーを目指し、ボールを追う。(小笠原大介東京通信員)

埼玉-金沢 ホーム開幕戦でボールを運ぶ埼玉の新里智将(左)。金沢の勝利に貢献した与那嶺翼(右)=埼玉県・春日部市総合体育館(小笠原大介撮影)

新里「現役こだわりたい」 与那嶺「ブースターと一丸」

 今月1日にあった旧TKbjリーグ同士の埼玉ブロンコス-金沢武士団の開幕カードでは、埼玉の新里智将(31)=興南高-名桜大出=と金沢の与那嶺翼(33)=北中城高-日体大出=がともにガードで出場。かつて琉球ゴールデンキングスでプレーした2人は、司令塔としてゲームメークし、時に激しいマッチアップで会場を沸かせた。

 新里はキングス退団後、一度会社員になったが、5年のブランクから復帰してbjの福島や東京でプレーしてきた。背番号92(クーニー)は故郷の国頭村を表す。「現役にこだわり、チャンスを追い続けてきた。コートに立ち続けることで何かを示したい。まずは早期のB2昇格」と目標を語った。

 昨季、bj参入1年目でプレーオフ進出を果たした金沢も今季はB3からのスタート。プロ11年目、チームの精神的支柱の与那嶺だが、開幕前に現役引退も考えたという。「ここが引き際かとも思ったが、まだ自分にできることがあるはず。金沢は歴史が浅いクラブだが、士気は極めて高い。ブースターと一丸となり上を目指していく」と現役続行を決めた。