第5回世界若者ウチナーンチュ大会(20~23日)を前に、各国から続々と県系人が沖縄入りしている。16日、閉会式でDJを務めるカナダ4世のタナカ・ジェフさん(27)=米国出身=が来沖した。「音楽が故郷と私をつないでくれた。参加する県系人と、つながりの輪を広げたい」と意気込んだ。

世界若者ウチナーンチュ大会グランドフィナーレでDJを務めるジェフ・タナカさん(右から2人目)と出迎えた実行委のメンバー=16日、那覇空港

 ジェフさんはカナダのバンクーバー島に住み、大学職員として働きながら趣味のDJに取り組んでいる。昨年、北米沖縄県人会に足を運んで以来、ルーツである沖縄について興味が湧いた。沖縄音楽を調べる中、同大会アートディレクターとして演出に携わるAwichさんと出会い、それが縁でDJとして参加することになった。

 「父母、祖父母さえも来たことがない沖縄に来ることができて、とてもうれしい」。22日には曽祖父の故郷、大宜味村を訪れ、親戚らに会う予定だ。「大宜味に行くことで、ウチナーンチュとしてのアイデンティティーが強くなるはずだ」と声を弾ませた。