【北谷】米軍嘉手納基地跡地の北谷町上勢頭の宅地から有害物質が検出された問題で、沖縄防衛局の追加調査の工期が8月末日から12月末日に延期された理由は、ボーリング調査で見つかった綿状物質の分析が原因であることが17日、分かった。地権者や住民への早期説明を求めて沖縄防衛局を訪れた野国昌春町長に、中嶋浩一郎局長が明らかにした。

環境基準を超えるダイオキシンが検出された宅地=北谷町上勢頭

 防衛局によると、綿状物質は地中4メートル付近に混入されており、環境省のマニュアルに基づき分析した。中嶋局長は「アスベスト(石綿)のような危険物質ではなく、断熱材に使われるグラスファイバーに似ていると推定され、健康被害が生じるような物質ではないと聞いている」と説明した。