拡張型心筋症を患い、心臓移植が必要な森川陽茉莉(ひまり)ちゃん(1歳9カ月)を支援する「ひまりちゃんを救う会」の津波成将共同代表らは20日、沖縄県庁記者クラブで会見し、募金が2億9500万円の目標金額に達したことを発表した。心臓移植手術に向けて陽茉莉ちゃんは25日に渡米し、ドナーが見つかるのを待つ。

心臓移植を待つ森川陽茉莉ちゃん(救う会提供)

 陽茉莉ちゃんの状態は安定しており、心臓移植に向けて万全の状態を保つための酸素投与を行いながら都内で入院生活を送っているという。

 募金は20日に3億2438万5924円となった。津波共同代表は「県民の皆さんの支援の輪が大きく太くつながり、心臓移植のためのスタート地点に来ることができた。私たちの力だけではどうしようもできなかった」と述べ、感謝の言葉を繰り返した。余剰金は陽茉莉ちゃんの術後の容体が安定するまで、3年間は救う会で厳正に管理するという。

 渡米準備などで来県できなかった陽茉莉ちゃんの父・孝樹さん、母佳菜子さん=神奈川県=も「娘に生きる道を、未来を与えてくださり、心から感謝申し上げます」とのコメントを発表。「頂いたご恩は娘が元気になった姿を皆さまにご報告することでお返ししたい」とつづった。