【豊見城】20日に行われたプロ野球のドラフト会議で、沖縄県勢は九州産業大学の高良一輝投手が日本ハムから3位で指名された。豊見城市高嶺の実家では家族や親戚約25人が集まり、朗報を聞いた瞬間「やったぞ」と声を上げて喜びを分かち合った。

高良一輝投手の3位指名を喜ぶ(右から)父親の均さん、母親の多恵子さんら=20日、豊見城市高嶺

 2巡目以降はテレビ中継がなく、スマホのネット配信で結果を確認。午後6時15分、「日ハムが来たよ」の声が上がると「よかったー」の声と拍手が起こった。

 父親の均さん(52)は「うれしいの一言。ほんとによかった」と満面の笑み。小学生のころは少年野球で高良選手を指導した。今年は太ももを痛め、思うような試合ができなかった長男に「けがをしない強い体をつくり、プロの世界で活躍してほしい」と激励した。

 母親の多恵子さん(51)は「中学3年の頃、3者面談で担任の先生に『将来の目標はプロの選手』と言ったことを覚えている。指名はまるで夢のようです」と声を震わせた。姉の奈津希さん(24)は「優しい弟に、まずおめでとうと言いたい」と喜んだ。中学時代、監督として「豊見城オーシャンボーイズ」で指導した嘉数敬さん(58)は「当時からコントロールは抜群。口数は多くないが秘めた闘志を持っていた」とエールを送った。