琉球泡盛と琉球料理などの世界無形文化遺産登録を目指す世界遺産登録推進委員会(委員長・安田正昭琉大名誉教授)は、活動資金に活用する基金を設立し、寄付を募っている。20日、安田委員長ら委員が県庁で会見し、県民や県内企業に協力を呼び掛けた。署名活動も展開し、世界遺産登録に向け、全県的な運動を目指す。

東道盆(沖縄観光コンベンションミューロー提供)

世界遺産登録に向け、署名と寄付の協力を呼び掛ける安田委員長(中央)ら=20日、県庁

東道盆(沖縄観光コンベンションミューロー提供)
世界遺産登録に向け、署名と寄付の協力を呼び掛ける安田委員長(中央)ら=20日、県庁

 同委員会は2014年からシンポジウムなどを通して、琉球の食文化の世界遺産登録を訴えていた。安田委員長は「活動も3年目に入り、啓発から実践の段階に入った。県民運動にまで発展させ、登録につなげたい」と話した。

 基金は21年9月末までの5年間で2500万円を目標にしている。先進事例の調査や要請活動の費用などに充てる。署名は「数十万人分」(安田委員長)を集めたい考え。

 法人は1口5万円、個人は2千円。

 大城勤酒造組合副会長は「これからの世代が誇りを持てるよう、素晴らしい文化を後世に残したい」と話した。

 問い合わせは同委員会(泡盛マイスター協会内)、電話098(861)5403。