シャトルバスは満員、周辺のモノレール壺川駅と奥武山駅からも家族連れらが次々と降りて来た。好天に誘われ、会場の奥武山公園や県立武道館はたくさんの人でにぎわっていた

▼40回目の節目を迎えた「産業まつり」の2日目をのぞいた。出展業者は1回目の75社から7倍強の552社と過去最多。県産品をアピールするイベントは、すっかり県民に定着している

▼目玉の海洋産業特別展。沖縄近海の海底に大量に眠る亜鉛やレアメタルなど有用金属を含む熱水鉱床を掘削して商業化できれば、沖縄の新たな産業として大きく発展できる-と担当者が熱心に説明していた

▼発明くふう展では、工業製品や小物など、ユニークな発想の製品に来場者は興味津々。市町村コーナーでは、地域の特産品が各ブースに並べられ、声を張り上げて客を呼び込んでいた

▼県産品が消費され、自給率が3ポイント高くなると、雇用が4800人、生産額は456億円増えるという。残念なことに沖縄の自給率(2011年)は、05年と比べ製造業で0・6ポイント減の32・1%、農林水産業は2ポイント減の53・8%と低迷

▼今年のテーマは「じょうとーむん 使うよろこび 県産品」。多くの人が県産品の良さに触れ、使ってほしい。使ってこそ価値が出て、産業振興にもつながる。産業まつりはきょうまで。(玉寄興也)