64-67の第4Q残り3秒、キングスのラモント・ハミルトンがワンバウンドで出した喜多川修平へのパスは通らず、ボールはコートの外へ。ラストチャンスを逃し、最終盤までもつれた接戦を5点差で落とした。

キングス-名古屋 第4Q、ディフェンスを振り切りシュートへ持ち込むキングスの岸本隆一=沖縄市体育館(喜屋武綾菜撮影)

 伊佐勉ヘッドコーチは「最後、我慢しきれなかった。惜しい試合だった」と渋い表情で語った。

 岸本隆一主将が「38分間はうちのペースだった」と振り返るように、第1Qから安定した攻守でリードを維持した。しかし後半、激しさを増した相手守備を前に得点が伸びず、名古屋のジャスティン・バーレルにリング下を支配され、詰め寄られた。

 それでもは主導権は失っていなかった。だが、喜多川修平のドライブ、ハミルトンの3点弾で64-59と引き離した後、残り1分48秒からだった。相手に2本の3点弾とダンクを決められた一方で、キングスはターンオーバーを重ね、追加点を奪えなかった。

 西地区首位を相手に1勝1敗と星を分け、指揮官は「戦える自信は得られた」と手応えを語りつつ「最後まで集中していないと勝ちきれない。この2戦を次の滋賀、大阪戦へとつなげたい」とさらなる成長を誓う。岸本も「精度を上げて相手がどこであろうと勝ちに行く」と先を見据えた。(勝浦大輔)