沖縄県系人の若者の祭典「第5回世界若者ウチナーンチュ大会」最終日、世界遺産の勝連城跡で開かれたグランドフィナーレ。参加した国内外の若者たちは「みんな最高」「また会おう」と再会を誓い合ったほか、2年後の次回開催地ペルーのメンバーは「楽しい大会をつくりたい」と決意を示した。

世界若者ウチナーンチュ大会グランドフィナーレのライブで、盛り上がる参加者=23日、うるま市・勝連城跡(下地広也撮影)

三島才輝さん(前列左から2人目)ら沖永良部島の人たち=23日、西原町民体育館

世界若者ウチナーンチュ大会グランドフィナーレのライブで、盛り上がる参加者=23日、うるま市・勝連城跡(下地広也撮影) 三島才輝さん(前列左から2人目)ら沖永良部島の人たち=23日、西原町民体育館

 ライトアップされた城壁前のステージは、勝連城最後の城主の物語「肝高の阿麻和利」で幕開け。地元の平敷屋青年会は、300年以上受け継ぐ伝統のエイサーを披露した。

 「DJタロウ」ことカナダ4世タナカ・ジェフさん(27)は大音量のクラブミュージックで勝連城跡をダンスフロアに変えた。演出を手掛けたアーティストAwichさんが加わり、観客もステージに上がって踊って盛り上げた。

 トリを務めた人気バンドHYは、「帰る場所」を熱唱した。「うちなーの心、忘れるなよ うちなーの歌を忘れるなよ」との歌詞を、海外ウチナーンチュたちも大合唱。最後は全員でカチャーシーを舞い、4日間の大会の幕を閉じた。

 ボリビア3世の比嘉さゆりさん(23)は「最高のステージだった。大会でも沖縄やほかの国の新しい一面を知ることができた。次も参加したい」と大興奮の表情。アルゼンチン3世の知念和男さん(35)は大会を振り返り、「いろいろな国の参加者と友達になった。イチャリバチョーデーの意味を実感した」とうれしそうに話した。

■沖永良部の20人「参加でき光栄」

 ウチナーンピックのリレー競技で1位になり、「有終の美を飾ることができた」と満足げに話す沖永良部島の三島才輝(さいき)さん(31)。今大会に島から約20人が参加した。

 「所属は鹿児島県だけど、北山王の次男が島を治めていたので文化や言語も沖縄に近い。今回、沖縄にルーツを持つウチナーンチュとして大会に呼んでもらって光栄」と目を輝かせた。

 「期間中は、県系人や沖縄の人たちに島をPRできた。ぜひ、沖永良部へ遊びに来て」とPRした。